0905 独り言 [独り言]
昨日、本日は氏神様の諏訪神社の祭礼です。
心配していた天気も、今のところなんとかもっています。
職場の同僚が「氏子」という言葉を知りませんでした。
確かにここ数年、母に代わって私が近隣の氏子会の会費、お札の代金などを回収しているのですが、
この私が一番若いのです。
あと10年経ったら、どうなるのかと少し考えてしまいます。
私は物心がついた時から、氏神様のお祭りが楽しみでした。
氏神様だけでなく例年、この時期に近隣の神社が祭礼を行ないます。
今週は、どこ、来週はどこ、と友達と計画をして行ったものです。
子供だけで曳く山車、配られるお菓子、ドキドキするような境内の喧騒、
母に見つかると怒られそうな屋台の食べ物。
全てが大好きでした。
当日だけは、いつものお小遣いの他にお金をもらって
しかも子供達だけでも夜の外出ができる特別な日だったのです。
最近では、屋台で売っているような食べ物はあまり珍しくも無く、
子供も普段から塾などで遅くまで外出しているので、
祭礼は「ハレ」の日ではなくなっているのかもしれません。
いや、大人も神社や町会の役員以外は普段と変わりないのかも。
母は例年、お赤飯を二升注文し、親戚に配ったりしています。
ハレの日にはお赤飯や天ぷら、野菜たっぷりの煮物を作り、大人数で食べる。
こんなことも都会ではあまりしなくなったのでしょうね。
だいたい、なにが「ハレ」で、なにが「ケ」なのかのメリハリもなくなってきつつあるのかも。
お祭りだけど、そんなことを考えるとちょっと寂しい気持ちになりました。
今日は、独り言ですので、コメント欄は閉じさせていただきます。
写真は、昨年の6月に撮った明治神宮の菖蒲です。
今年は開花が早そうです。