2011.3.11

昨日の大きな揺れから一日がたち、被害は更に大きくなっています。
東北太平洋沖地震により被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

昨日は、安否のメールなどをいただきましてありがとうございました。
おかげさまで、家族ともども怪我もなく、無事に過ごしております。
昨日から連絡が取れなかった、仙台在住の兄達とも本日ようやく連絡が取れて、
一家全員元気でいることを確認できました。
まだまだ安否の確認が取れない方々にはお見舞い申し上げます。

私は勤務先で、避難訓練でしか経験の無かった「机の下に隠れる」ことを数回行い（ヘルメット着用）、
その後、徒歩で帰宅しました。
会社を基点に、半径10km以内に住んでいる者は上司に許可を得て、帰宅可、
それ以外の方は、とりあえず会社で待機、という指示が5時くらいに出たので、
早速、支給されたカロリーメイトとお水を持って会社を出たものの、
歩道は人だらけで、自分のペースで歩くこともままならない状態でした。
品川駅では、タクシー、バスを待つ人が長蛇の列で、警察の方が車道を歩くように案内し、
途中のコンビニでは食料を買う人、トイレを借りる人などであふれていました。
携帯が通じないので、公衆電話を探しましたが、公衆電話が無い！
やっと見つけると、そこも長蛇の列。
そういえば、最近では電話ボックスも無くなっている事を改めて気がついたしだいです。
夫は、電車が復旧するまで会社で待ち、動き始めた電車を乗り継ぎ、
最後は2Kmくらい歩いて、帰宅したのは深夜の2時でした。

ありがたかったのは、早くも公共施設がトイレなどを開放していたことです。
結局、二時間くらいかかって帰宅し、連絡が取れなかった両親の安否を確認しましたが、
仙台在住の叔父一家と兄一家の様子が気になって深夜まで携帯に連絡をしたものの
当然、つながらなかった為、災害伝言ダイヤルにメッセージを吹き込んでみました。
私は、兄夫妻の携帯番号は知っていたのですが、メルアドを聞いておけばよかったと、
いまさらながら後悔をしながら、ひたすら電話をし続け、ようやく本日の昼頃に連絡ができました。

ライフラインがたたれている生活は、日頃便利な生活に慣れてしまった私達には
かなりのストレスを感じるのだと思います。
トイレ、電話、テレビ、暖房・・・
今後、更に被害の大きさが判明していくことと思いますが、
ライフラインだけでも早く復旧されることを切に願います。

追記です。
昨夜から、原発や停電や石油のコンビナート火災の件などに関しての、
チェーンメールが飛び交っているようです。
発信元は何がしたくて、こんなメールを流しているのかは知りませんが、
全くのデマもあるようですので、冷静になって信頼できる情報（ラジオやテレビ）を得ましょう。